2024年8月、Telegramの創業者兼CEOであるパーヴェル・ドゥーロフ氏が、プライバシー保護を巡る国際的な問題で逮捕されるというニュースが世界中を駆け巡りました。この事件で個人情報の保護と匿名性の確保がどれほど重要かを再認識させるもので、家族間や恋人、友人同士のやりとりにおいても、情報集出、プライバシーを守りたいがどうしようと悩んでる方も居ると思います。
Telegramは、これまで匿名性とプライバシー保護を最優先にしてきたアプリとして知られてきましたが、今回の事件を受けて、さらに注目を集めることとなっています。そこで、Telegramをはじめとする匿名性の高いメッセージングアプリについて、特徴や安全性を詳しく紹介します。
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1.Signal
Signalは、高いプライバシーとセキュリティを提供するメッセージングアプリです。アメリカ版LINEとも言えるWhatsAppの共同創設者も関わっており、オープンソースで信頼性が高いとされています。
匿名性: 登録には電話番号が必要ですが、メッセージはエンドツーエンドで暗号化されており、内容が第三者に漏れることはありません。アプリ内でのメッセージ、通話、ファイル送信などが全て暗号化されています。
主な特徴
- メッセージの消去機能があり、一定時間後に自動で消える設定が可能。
- グループチャットや音声・ビデオ通話も暗号化され、安全に使用できる。
- 広告やトラッキングが一切ないため、プライバシーが厳守されます。
このアプリは、メッセージの内容が暗号化され、第三者がメッセージを読むことは不可能です。また、メッセージが一定時間後に自動で消える機能もあり、個人のプライバシーをしっかりと守ってくれます。Signalは、広告が無い為、トラッキングも一切なく、安全に利用できるのが魅力です。
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2.Threema
Threemaは、スイスで開発されたプライバシー保護に特化したメッセージングアプリです。利用者の個人情報を収集しないという設計が特徴です。
匿名性: アカウント作成時に電話番号やメールアドレスの入力が不要で、ランダムに生成されたThreema IDを使用します。このため、完全に匿名で使用可能です。メッセージ、音声、ビデオ通話は全てエンドツーエンドで暗号化されています。
主な特徴
- 個人情報を一切収集せず、サーバー上にメタデータも残りません。
- メッセージは、送信者・受信者間のみで読み取れる形で保存される。
- アプリは一度購入する必要がありますが、広告なしで使用できます。
電話番号やメールアドレスを登録する必要がないため、完全に匿名で利用できます。Threemaは、ランダムに生成されたIDを使用してメッセージの送受信を行うため、個人情報を一切収集しません。メッセージ、音声、ビデオ通話も全てエンドツーエンドで暗号化されており、安全に利用できるのが大きな特徴です。初期費用が900~1,000円の料金がかかりますが、その分、安全性が保証されこちらのアプリも広告もなくクリーンな環境で安心して利用できます。
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3.以降は随時更新していきたいと思います。世界にはまだまだIDも暗号化発行される物があります。