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debian12環境のproftpdでセキュア化する覚え書き



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ページ内目次

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1.mod_tlsモジュールを入れる

apt update sudo apt install proftpd-mod-tls

インストール後、mod_tlsモジュールが正しくロードされているかを確認するには、ProFTPDの設定ファイル(通常は/etc/proftpd/proftpd.conf)にLoadModuleディレクティブが含まれていることを確認します。

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2.証明書の準備

mkdir -p /etc/proftpd/ssl
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3.ディレクトリーが作成できたことを確認し、再度自己署名証明書を生成します。

openssl req -x509 -newkey rsa:2048 -keyout /etc/proftpd/ssl/proftpd.key -out /etc/proftpd/ssl/proftpd.crt -days 365 -nodes

4.証明書の生成

下記の順番で入力していきます。

    • Country Name (国名コード、例: JP)
    • State or Province Name (州または地域名)
    • Locality Name (市区町村名)
    • Organization Name (組織名)
    • Organizational Unit Name (部署名)
    • Common Name (一般的にはサーバーのドメイン名)
    • Email Address (メールアドレス)

4.-1証明書の例

Country Name:JP
State or Province Name :tokyo
Locality Name:ciyoda
Organization Name:(何でもよい)
Organizational Unit Name:(何でもよい)
Common Name:(ドメイン名)
Email Address:(管理者メアド)

    5.PROFTPDにTLS設定の追加

    ProFTPDの設定ファイル(通常は/etc/proftpd/proftpd.conf)にTLSを設定します。

    <IfModule mod_tls.c>
    TLSEngine on
    TLSLog /var/log/proftpd/tls.log
    TLSProtocol SSLv23
    TLSRSACertificateFile /etc/proftpd/ssl/proftpd.crt
    TLSRSACertificateKeyFile /etc/proftpd/ssl/proftpd.key
    TLSVerifyClient off
    TLSRequired on
    </IfModule>

    6.設定の再読み込み

    service proftpd restart

    7.ファイヤーフォールを許可

    ufw allow ftps

    8.余談オマケ・ftp用解放ポート

    • ポート21 (FTPの制御接続):
      • プロトコル: TCP
      • 説明: クライアントとサーバー間のコマンドと応答のやり取りに使用される基本的なFTPポートです。
    • ポート20 (FTPのデータ接続):
      • プロトコル: TCP
      • 説明: FTPがアクティブモードでデータ(ファイル転送やディレクトリリスト)を転送する際に使用されるポートです。
    • ポート990 (FTPSの制御接続):
      • プロトコル: TCP
      • 説明: 暗号化されたFTP接続(FTPS)のための制御ポートです。TLS/SSLによる暗号化が提供されます。
    • パッシブモードのデータ転送用ポート (例: 50000-51000):
      • プロトコル: TCP
      • 説明: パッシブモードで使用されるポート範囲。この範囲内の任意のポートがデータ転送に使用される可能性があります。

    9.記載コマンドについて

    私は昔の人なのでsuでrootログインしてコマンド打ってしまう人なので、root上のコマンドを記載しております。ユーザー権限で行う方はコマンドの前に「sudo 」を入れて下さい。

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